i-ENERON 環境エネルギー融合研究センター

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センターについてABOUT CENTER

近年,深刻さを増している地球温暖化はエネルギー問題と直結しており,エネルギー変換技術に関する研究の社会的重要性,緊急性は益々高まっております。九州工業大学では、2020年4月より環境エネルギー融合研究センターが新たに発足しました。本センターは現在主流の,熱エネルギーから力学的エネルギーとし電気エネルギーへ変換する技術に代わる,光-熱-物質-電気エネルギー直接変換技術の研究に学際的に取り組み,「もの」から「エネルギー」創りへシフトしていく社会に貢献する技術を開発していきます。

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本センターが目指す将来イメージ

現在も発電所に膨大な燃料を投入して発電し、その電気エネルギーが社会に供給されています(図中左上)。結果として地球温暖化など深刻な環境破壊を引き起こしていると考えられています。一方で地上には太陽からふんだんなエネルギーが降り注いでおり、身の回りには利用されていないエネルギーも存在します。直接エネルギー変換技術を高めて、それらを有効利用することで、エネルギーすらも自給自足できるようにし、生活レベルを下げることなく地球にもやさしい未来社会を目指しています。